【导读】: 第169回国会における福田内閣総理大臣施政方針演説:「新たに日本への『留学生3
第169回国会における福田内閣総理大臣施政方針演説:「新たに日本への『留学生30万人計画』を策定し、実施に移すとともに、産学官連携による海外の優秀な人材の大学院・企業への受入れの拡大を進めます。」を受け、我が国の留学生政策を抜本的に見直すとともに、以下のとおりその意義を再整理し、明確化することが重要である。あわせて、その達成すべき時期については、「2020年を目途に30万人を目指す。」とすることが適当である。
一.「留学生30万人計画」の意義
1.我が国や我が国の大学等にとっての留学生交流の意義
1)我が国にとっての留学生交流の意義
· 我が国の科学技術、産業等の国際競争力の維持・向上
· 我が国の経済活動の担い手として、労働市場に(優秀な)人材を確保
· 発展途上国出身の学生を受入れ、高等教育を受ける機会を提供し、人材育成を通じた国際貢献を実施
· 我が国と留学生の出身国・地域との国際親善の強化
· 我が国と諸外国との間の人的ネットワークの形成により、相互理解と友好関係が深化し、世界の安定と平和に資する
· 留学生を通じた日本語、日本文化等「日本」の魅力の普及、海外における我が国の理解者、支援者の育成
· 留学生という若者の活力が少子高齢化を迎えた我が国又は地域を活性化
2)我が国の大学等における留学生交流の意義
· 大学等(大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専門学校)の国際的な通用性・共通性を向上し、国際競争力を強化
· 大学等の教育研究や国際的評価の向上
· 知的国際貢献の実現
· 国際的学術ネットワークの確立・進展
· 少子化に対応した経営安定化
· 日本人学生の国際理解増進や異文化体験、語学力向上
· キャンパスの国際的な環境の創出
2.留学生の視点から見た日本留学の魅力と条件(日本留学への動機付け)
1)国としての魅力
外国人の受容に寛大で共生が可能な国際的に開かれた国であること、文化的な魅力、卒業後のキャリアチャンスに富む国であることなどが、外国人が日本をその留学先として選択する大きな要素となる。
2)高等教育機関の魅力
入学しようとする高等教育機関の魅力は留学を動機付ける最も大きな要素である。高等教育機関の教育研究の世界的通用性は重要な要素であり、加えて、将来のキャリアパスの可能性などが留学先選択の判断材料となる。
3)留学にかかる費用
教育研究の質のみならず、授業料や生活費など留学にかかる費用の多寡も、留学先を決める上で重要な要素である。一方で、学資を得る手段としての奨学金の措置の有無やアルバイトの可否なども重要である。
4)受入環境
留学生は大学等に在学すると同時に我が国における生活者となる。留学生にとって、安価で安心して入居できる宿舎の措置や大学等内の受入れ体制の確立、交通事情、さらには治安、保健衛生といった直接教育研究には関わらない生活上の環境整備の充実度も重要な要素である。
5)留学のし易さ
せっかく日本を留学先として希望しても、受入れ大学等の対応が不適切であったり、大学等の情報そのものが不十分だったり、入学する際の試験制度や認証制度が未整備では、留学の意欲を削ぐことになりかねず、また、過度に厳格・煩雑な入国手続きは、結果として日本留学が敬遠されることになりかねない。さらに、日本語で困ることのないよう、事前の日本語教育への配慮の有無や、英語等外国語による授業の実施の有無も重要な要素である。
3.諸外国から見た日本留学の意義
諸外国では、自国の将来のリーダーの育成、国内の要請に基づく特定分野の人材育成、高度な教育研究の追究、国際経験の涵養や語学力の向上、などの目的で自国の若者を海外に留学させている例が見られる。
「留学生30万人計画」を進めるにあたって、このような、送り出し国としての諸外国の視点も十分に考慮する必要である。諸外国の留学生政策は、とりも直さず我が国留学生交流政策と呼応するものであるという認識は重要である。
二.「留学生30万人計画」の期間
いわゆる「留学生受入れ10万人計画」が策定された昭和58年から、それが達成された平成15年までに至る留学生数の伸びは決して平坦なものではなく、ついては、今後30万人を達成するまでの道筋を明確に予測することは難しいが、我が国にとって、「留学生30万人計画」をより積極的に内外にアピールしていく観点から、その達成時期について、「2020年を目途に30万人を目指す」とすることが適当である。
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